「APS-Cの200㎜はフルサイズの300㎜」理論の1つの間違い

望遠レンズを使って
撮影してる人にとって
様々な情報がある中で
 
APS-Cサイズ、フルサイズどちらが良いのだろうか?
 
と悩んでる方も多いことでしょう。
 
そんな中でも皆さんも
 
「APS-Cサイズはフルサイズの1.5倍望遠に強い」
 
という言葉を耳にしたことが
あるかもしれません。
 
実はこの言葉
その通りでもありますが
とても曖昧です(笑)
 
なんとなくは理解できているという方も
きちんと説明できるほど理解は
していないのではないでしょうか。
 
今日はそんな疑問について
詳しくお話していきたいと思います。
 
この記事を読んでいただければ
初心者を卒業しメーカーなどの
キャッチ惑わされず機材を自分
主導で選ぶことが可能になります。

 

センサーサイズについて

フルサイズ、APS-Cサイズの
違いはセンサーの大きさの違いです。
上記のような画像は皆さんも
ご覧になったことはあると思います。
 
ここで皆さんがあまり意識したことのない
カメラの中のお話をしていこうと思います。

 

「写真は四角でもレンズは丸い」の謎

皆さんも疑問に思ったことはありませんか?
僕は何事にも懐疑的な性格なので疑問でした(笑)
 
光を取り込むレンズは〇
写真は□
 
実はこのお話を進めていくと
フルサイズとAPS-Cサイズの
違いの理解に繋がります。

写真はセンサーサイズに関わらず既にトリミングされている

え?もったいない!
 
と思った方もいますよね?
実はそうなんです。
捨てられているのです。

 

8㎜などの全周魚眼レンズを
使用して撮影してみると
このようになります。
 
映像は丸く、残りは真っ黒です。
 
このように本来映像は丸いのです。
 
なぜならレンズが丸いので丸い世界
としてカメラ内に入ってきます。
 
カメラ内で丸い映像を
センサーの形の四角に
切り取っているのです。
 
このレンズから取り込まれる丸い世界を
 
「イメージサークル」
 
と言います。
 
このイメージサークルを
センサーのサイズで切り
取っているということです。
つまりセンサーサイズは
 
「イメージサークルをトリミングする大きさ」
 
なのです。
 
では話をAPS-Cサイズの
望遠の話に戻しましょう。

 

「APS-Cサイズが1.5倍望遠に強い」は本当か?

 

この言葉の是非を問う
前に一つ大前提として
 
「APS-Cのカメラで撮影してもレンズの焦点距離が1.5倍になるわけではない」
 
ということを理解しましょう。
 
何故なら先ほどお話しした
とおりに写真の写る範囲が
狭くなっただけだからです。
 
例えばAPS-Cサイズの200㎜で
撮影した写真は1.5倍なので
フルサイズの300㎜で撮影された
写真と見かけ上同じに見えます。
 
何が同じかというと
写る範囲=画角
が同じということになります。
 

ではフルサイズの300㎜とAPS-Cの見かけ上300㎜の200㎜何が違うの?

 
先ほど
 
「焦点距離は1.5倍にならず200㎜のまま」
 
と説明いたしましたが、
これによって変わって来るのが
 
「ボケ」
 
です。
 
ここでボケの4条件をおさらいしましょう。

 

 

・F値  値が低いほどボケる
・撮影距離 近いほどボケる
・被写体と背景の距離 遠いほどボケる
 
・レンズの焦点距離 長いほど(望遠)ボケる

 

 

この焦点距離は長ければ長いほどボケる

という条件によって

 

フルサイズの300㎜とAPS-Cサイズの

200㎜は写る範囲は同じでも

ボケやすさはフルサイズの

300㎜の方が上である。

 

ということが言えます。

 

補足説明にはなりますが

「ボケやすさ」が異なるということで

フルサイズの方がボケるんだ!

と勘違いしがちですが

 

ボケやすさは本来

センサーサイズでは変わりません。

 

レンズの焦点距離が違うことに

よるものになりません。

 

レンズの焦点距離が長ければ長いほど

ボケやすいというだけなのです。

まとめ

この記事のおさらいです。

 

・丸い世界をセンサーサイズに切り取ったものが写真である

 

・APS-Cサイズの写る範囲はフルサイズの1.5倍狭くなる。

 

・焦点距離自体は1.5倍にならないので

「フルサイズと写る範囲が同じ」の条件で比べると

ボケやすさがフルサイズの方が上である(レンズの焦点距離が長いため)

 

 

これらを理解することによって

初めて私はフルサイズとAPS-Cサイズの

メリット・デメリットを

理解することができました。

 

それによって機材選びもスムーズに行え

悩みが消え無駄がなくなりました。

 

 

「~の方が良いらしいよ」

「~は○○が劣っている!」

など普段私たちが耳にする

情報は常に断片的です。

 

その情報を鵜呑みにするだけでなく、

それは何故なのか?

を意識するだけでその構造が

見えるようになります。

 

構造が見え始めると色々

なことに応用が効きます。

 

皆さんもなんとなく聞いたことの

ある情報をそのまま信じず

 

まず自分で確かめてみる。

勉強してみる。

 

そうしてみると、見えなかった

ものが見えてくるようになります。

 

 

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勉強会を東京のカフェ会で

行ないたいと考えております。

 

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