闘病を支えた1枚の写真とシェフミッキーでのお話。

 

こんにちは。

札幌のカメラマンの仲道 雄大です。

 

今日は闘病時にあった出来事の一つ

をお話していこうと思います。

 

およそ2年前の出来事でしたが

 

この経験から

私が今カメラマンとして

写真を撮っていることに

繋がっていると気づきました。

 

最後まで読んでいただけると

嬉しいです。

 

2014年20歳の誕生日にがん宣告を受ける。

 

それは当時20歳の私の誕生日でした。

 

「悪性リンパ腫(血液のがん)」と診断され、

 

強力な化学療法を

受けなければならないことを

医師の口から告げられました。

 

 

「とんだ誕生日プレゼントだな」

 

とのんきに考えていたものの

現実は厳しく向かっていきました。

 

 

 

治療と共に辛く長い闘病生活が開始。

 

無菌室での大量の抗がん剤治療。

 

副作用による吐き気はもちろん

脱毛、40度を超える熱。

味覚障害、気を失うほどの関節痛。

 

何度心が折れそうになったことでしょうか。

 

 

そんな中、姉からのお土産が。

 

闘病生活で苦しむ私を見て、

家族全員が心配をしていたことでしょう。

 

 

 

そんな中お見舞いに来てくれた姉から

一つのお土産をもらいました。

 

それは東京ディズニーランドの

お土産袋に入っていました。

 

 

私の姉は

ディズニーランドに行くのが趣味の

ディズニーヲタク(いわゆるDヲタ)です。

 

私も同じようなもので、

現在ほどではありませんが、

札幌から年複数回訪れるほど

ディズニーが大好きでした。

 

 

もらったお土産袋を開けて

驚きました。

 

「雄大治療がんばってね!」

 

と書かれたメッセージボードに

キャラクターの写真、おまけにサインまで入っていました。

 

コスチュームを見ると

「シェフミッキー」のものでした。

 

シェフミッキーはなかなか予約が取れないことで

有名な超人気レストランです。

 

ディズニー好きとしてはもちろん、

 

普段は心無き風な姉からこのような

プレゼントをもらえたのが嬉しかったのです(笑)

 

 

そして姉が私に言いました。

 

「ミッキーが治ったら弟と一緒に来てね!って言ってたよ!」

 

※キャラクターはしゃべりません。

おそらくジェスチャーでしょう(笑)

 

私は当時シェフミッキーに

行ったことがなかったので

 

「ああ…治療が終われば行きたいな~」

 

と考えるようになりました。

 

 

 

 

 

撮影した1枚の写真

 

私は札幌の病院で入院していましたが

当時姉は札幌から350キロ離れた

釧路という場所で仕事をしていたため

頻繁には会えませんでした。

 

なので記念に1枚写真を撮ることにしました。

一つの目標

 

闘病は辛く長いトンネルのようでした。

 

しかし、心が折れないようにと

退院したらやりたいことリスト

を作成しモチベーションを上げていました。

 

その中での一つが

 

「シェフミッキーに行きこの写真にミッキーのサインをもらう」

 

でした。

 

目標を設定したことで

退院に対する強い思いが出てきました。

 

 

写真が持つ力

 

病室にその時の写真やメッセージボードを飾っていました。

 

心が折れそうになったとき

支えになったのがその写真でした。

 

またその写真から

退院後の未来の想像までもが膨らむのです。

 

写真にはそのような力があることを確認しました。

 

 

ついに退院。いざシェフミッキーへ。

 

約一年間の治療が終わり

ついに退院をもぎ取りました。

 

そして、

目標であったシェフミッキーに行くことに…

 

もちろんミッキーとの約束どおり姉と

 

飛行機で羽田空港へ向かい、

ディズニーのパークを楽しんだ後

シェフミッキーに到着しました。

 

 

 

 

まさかの退院祝い

 

「シェフミッキー」の店内では

誕生日のお祝いが各テーブルで行われており、

 

「お!こんなところで誕生日なんていいな~」

 

なんて思っていたら

私のテーブルにもバースデーケーキが…

 

「退院おめでとうござます!」

 

キャストさんが笑顔で迎えてくれました。

 

 

涙が止まらなかった。

 

席にミッキーがやって来ました。

 

ミッキーに事情を説明し

 

「この写真にサインしてほしい」

 

とお願いすると、

 

ミッキーは写真をじっくり見た後

ものすごく強く私をハグをしてくれました。

 

その瞬間、闘病時の夢が叶った嬉しさと

周囲の優しさに涙が溢れてき止まりませんでした。

 

 

 

その後しっかりとサインをしてくれました。

 

 

 

 

いまだにその写真は宝物

 

2年が経過した今も

その写真は部屋に飾ってあります。

 

その写真を見るたび

その時の良い思い出が再起してくるのです

 

 

写真はたった紙一枚ですが

その人にとっては何にも代えがたい宝物になります。

 

私が現在カメラマンとして

活動している理由の一つに

このような宝物を残したいという思いがあります。

 

 

私が現在仕事として

カメラマンをしていく中で

 

「一生部屋の壁に飾れる写真」

 

を意識して撮影しているのは

このような経験が影響していました。

 

 

 

最後までご覧頂ありがとうございました。