昼間でもストロボ?「日中シンクロ」とそのやり方について。

日中シンクロという言葉を耳にしたことはありませんか?

 

日中シンクロとは日中の屋外でストロボを使用して撮影する技法のことです。

この技法は撮影者の悩みを解決し、写真表現を劇的に変えてくれます。

 

「なぜ昼間にストロボを炊くのか?」

「どういう場面で有効なの?」

 

など思う方が多いと思います。 

それを一つ一つ解説していきたいと思います。

日中シンクロって具体的になにをしてるの?

端的に答えると逆光時に手前の被写体にストロボを炊くことにより背景と被写体の明暗の差を抑え主役である被写体を輝かせています。

上の写真を参考に考えてみてください。

 

このような逆光時だと

 

・背景がハイライト(最も明るい部分)

 

・被写体がシャドー(最も暗い部分)

 

 

・背景と被写体の人物の明暗さがかなり激しい。

 

被写体に露出を合わせカメラ内でプラス補正てみると次は背景が真っ白!!

 

 

 

このような状況での解決策が日中シンクロになります。

 

影になってしまった被写体に向けストロボを発光してみます。

 

すると被写体が輝き、背景も白飛びさせず撮影することができました!!

 

また被写体にメリハリをもたらし立体感のある仕上がりになりました。

 

 

このように日中シンクロは被写体と背景の明るさのバランスという撮影者の悩みを解決してくれます。

手順 設定方法

ここからは私が活用しているやり方を書いていきたいと思います。

 

※晴天時

 

【カメラの設定】

・背景に露出を合わせます

・ISO100 F値(背景の露出に合わせて変動) 

・SS1/125~1/250(それ以上にはしない。)

 

【ストロボの設定】

・直当て

・ストロボのパワーは被写体と背景の明暗の差に応じて決める。※TTLでも可

(差が大きいほど強める。1/1フル発光にする場合もあり)

 

・シャッタースピードを上げすぎてしまうと同調しなかったり、

同調しても光が弱くなってしまいます。

・晴天時1/32~1/1

・曇り1/128~1/32 (目安)


有効なアイテム「NDフィルター」

上記のような設定で背景の露出に合わせるとF値がどうしても大きな値になってしまいます。

「F8やF11は嫌!背景をぼかして撮りたい!」

そう考えるはずです。 

 

そんな時に有効なのがNDフィルターです!

 

NDフィルターとは撮影対象の色を変えずカメラに入ってくる光の量を減らすことができるアイテムです。

 

 

これを使うことによって入射する光を抑えられ、

F値をより低い値で撮影でき、背景をぼかしての日中シンクロが可能になります。

 

 

日中シンクロをオススメする場面     しない場面

オススメする場面

・逆光、半逆光で被写体が影になってしまう場合しまう場合

・被写体にメリハリをつけたい場合

 

オススメしない場面

・良い自然光がある場合

・被写体の背後などに壁などがある場合(ストロボ光が影響し被写体の影が出てしまうため)

・周囲の撮影に迷惑になる場合

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

ストロボの扱い方について、様々な議論を巻き起っているのをよくお見掛けします。

 

カメラのフラッシュは周囲への配慮を怠れば迷惑行為になることがあります。

 

そのようなことから、ストロボ=悪 

という固定概念をお持ちの方が多いように見受けられます。

 

そのような考え方は自分の視野を狭めてしまうのでお勧めしません。

 

「ストロボを使って迷惑行為をする人を見た」という認識だけを持ち、

 

個体として見る。 すぐにラベリングしてしまわない。

 

そういう人が増え、また周囲への配慮を忘れない撮影者が増えれば、このような偏見や問題が減るのではと思っております。

 

 

 

 

さらっと説明しましたので、不足箇所があったり私自身勉強不足な点があるかもしれません。

 

そのような点が気になればコメントなどいただけると嬉しいです。

 

 

参考になれば いいね! 押していただけると嬉しいです。